就活体験談~説明会解禁から面接解禁まで~
②就活解禁から面接解禁まで
Ⅰ:12月
私が就活をした時は3年次の12月が説明会解禁であった。(今で言う3月)
説明会に参加するにあたって最も楽なのは「学内説明会」。
なぜなら学校のレベルによって来る企業も変わってくるから。
そこで私が意識していたのは以下の3つ。
・できるだけ興味のない企業を訪問する
・できるだけ質問タイムで積極的に質問をして顔を覚えてもらう
・印象や興味の有無を3段階で印をノートにつける
一つ目は、興味がない業界・企業が本当に興味がないのかを確認するため。
もしかしたら、意外な業界に興味を持つこともあると思ったからだ。
残念ながら私は変わることがなかったが、それはそれで確認できたので良かったと思っている。
二つ目は、「積極的に質問する」ことによって、顔を覚えてもらい、選考を有利にするため。
大企業だと難しいが、学生が少人数のあまり名が知れていない企業であれば、覚えてもらえる可能性もある。
実際私も某専門商社の選考を、普通の人より2か月早く受けることができた。(内定までに至らなかったが・・・)
三つ目は、先輩から教えてもらったことだが、3つくらいの項目をまず作って、その項目に対して企業をランク付けし、優先順位を整理しやすくするため。
(◎・△・×など)
これは最終的にどの企業を受けるかを決めるにあたっても、大変参考になったと思っている。
通っていた大学はそこそこ上位クラスだったためか、学内説明会には大手企業がずらり。1回50分を、1日4社まで受けることができたが、もちろん人気の企業は教室から漏れるほどであったため聞くことができなかった。
ここで言う人気企業とは、よく新聞で見る人気企業と相違ないと思っていただいて構わない。
・ビール会社 ・総合商社 ・化粧品会社 ・食品会社
これらの業界に属する企業の説明会は常に人で溢れ返っていた。
私の当時の第一志望は「住友商事」だったので、大きい教室ながら質問タイムに入ると積極性を見せようと、事前に作ってきたものをひたすら手を挙げて聞いていたことをよく覚えている。
Ⅱ:1月~3月
最繁忙期。
1月から2月はES(エントリーシート)とラッシュ。
2~3月は面接とテストセンターラッシュ。
同一日に複数の企業の締め切りがあり、説明会とも並行していたため、説明会終わりに漫画喫茶へ行き、作って印刷して封筒に詰めて郵便局に行き速達で送るなんてこともあった。
休みはほぼなし。
今手帳を見返すと、まるで売れっ子芸人のように分刻みで予定が埋まっている。
空いてるときにSPI・テストセンターの対策勉強。
昼食・夕食時間帯はOB訪問。
今考えるとバカみたいに動きっぱなしだった。
私は、面接慣れのために経団連に加盟していない企業を沢山受けていたため、
2月から面接が立て続けあった。もはや一社ごとに何を聞かれたのか覚えてないくらい。
4月の面接解禁の前には50社は応募し、25社ほど面接を受けていた。
正直こんな生活で疲弊しないはずがなく、3月末は疲れ果てていた覚えがある。
次回は経験談最終章。
その後は、自分の就活反省点から、今就活をしている人にアドバイスを送りたいと思っている。